スターウォーズ 70’s
70sに発表されたスターウォーズ、なかなかの見応えですね!これもまた素晴らしいです。
R2と3POは90s ver.とあんまり変わってないみたいだけど、なんか時代を越えてそのままでいてくれたことが嬉しいよ!
映像でいうと、CGとリアル撮影との差が目立つような印象ですね。
ぱっと見では、惑星の地形とかはミニチュア模型っぽい。その上空を飛ぶから浮いている(笑)
当時の最善の工夫なんでしょうね。特撮チックだけど、デジタル加工で魅せている。街の上空を飛ぶシーンや、船の内部から見る景色なんかは美しいです。こだわったんだなーって部分は伝わってきますね。

それと戦艦(でいいの?)の内部空間はいま見ても素晴らしい。
スタイリッシュな内装や小道具に、美術制作のスタッフの仕事のレベルの高さがうかがえます。
ぴっかぴかの新しい機械じゃなくて、監督は使い慣れた感じの”よごれ”を表現することにこだわったといいます。それが質感の表現になるし、空間を豊かなものにしているんですよね。素晴らしいと思います。
もちろんクルーも全く違う。90sに発表されたスター・ウォーズより人間ぽい生物が多いです 笑
このなかでルーク・スカイウォーカー役が‥私のドストライクですね‥へへ。Mark Hamillは御年62歳なのだそう。。
あとヨーダ先輩ですよ。彼はすごくキュートですね。人形のほうがいいかもしれない!
愛嬌があるもの!笑

話は変わりますが、劇中で出てくる”暗黒面(ダークサイド)”ってありますよね。
ヨーダがスカイウォーカー(親にも子にも)に、「心を静め、精神を安定させることができればダークサイドに勝てる」というようなことを言う。ダークサイドの明確な定義は出てこないけど、憎しみとか恨みがある場合、ダークサイドに行ってしまう、つまり邪悪な方向に気持ちが向かってしまう、という。
これって普段私たちが感じてる感情そのものですよね。スターウォーズの世界ではそれが行動に現れて、人格がダークサイドに行ってしまう‥という。それってすごく面白いと思うんですよね。
かえって”ダークサイド”というくくりが出来たから目に見えるし分かりやすくなっているけど、日常生活ではそれが明確に現れないし、かえって曖昧なんですよね。
それをうまく具体化したことで、”ダークサイド”の存在が成立してる。毎回感心してしまうし、同時にはっとさせられますね。普段感じている自分の”ダークサイド”に気づくっていうかね。笑
ー2014/06/09 23:07