『ジェリーフィッシュ』の透明感





|フランス映画、いいかも


好きなテイストの映画って、冒頭に流れた一瞬の画でわかってしまう。
そんな時、これは良作だ!って心がおどる

『ジェリーフィッシュ』は期待を上回る映画だった。外側と中身で、雰囲気が全然違う映画。予告編を見たけれど、宣伝方法も、ジャケットデザインも、もう少し考えたほうが良いかも。。私には、クラゲのようにゆるく生きるというキャッチフレーズがしっくりこなかったけど、いい意味で裏切られた。


まず、ただのファッション映画(ヴィジュアルにこだわりすぎて内容がない映画)じゃないってところ。見た目が良いのに、中身がからっぽな映画って残念だと思う。それだったら、地味だけど中身が詰まっていたほうが魅力的ってことになる。うーん、もう一回観てからちゃんと感想書こう。:)
さて、話は変わるけど。今まで興味のある映画ばかり観てきた結果、映画には2パターンあると思っている。


 ・メイキングや作者の意図を知ってはじめてしっくりくるもの
 ・本編だけで納得して見終えるもの


前者は時代背景や、抽象的な作品をどういう風に形にしたか、表現したかっていうところを理解してないと、内容自体が把握できない場合。DVDに収録されてるメイキング映像やちょっとした解説は、その情報も含めて映画の味わいになることがあるから。私はけっこう見ますー。

ただし監督による解説は考えもの..笑


後者は、メイキングや細かい説明がなくても理解できるもの。
‥っていうか、むしろいらない情報は見ない、聞かないほうが後味良く終われるもの。知りたくなかった!っていう情報で、すてきな一本が台無しになることもあるから;

このものさしで映画を楽しんでいる。まぁ、2パターンの分け方って、単に意味が分からなかったら他の情報で補って、素直に感動したらそのままにしておくって、ただそれだけですけどねー笑



ー2014/10/29 17:19


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