EYES WIDE SHUT




アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] | Amazon.jp




|エロいのはわかりました。


またもや、スタンリー・キューブリック映画 私の中で再燃の兆し。もっとも、これは定期的に巡ってくるブームのようなもの。とにかく観たくなって、「博士の異常な愛情(以下割愛)」を買った。
世の中はBlu-rayの時代ですが、私はそんな中でもDVD。欲しくなったらVHSも買う!




ちなみに、キューブリックのファンを名乗るほどではないですが、気に入った作品は何度も観返しています。
ウツ展開の「時計じかけのオレンジ」、観始めると寝てしまう「2001年宇宙の旅」、あまり理解できなかった「シャイニング」、今度観てみたい「恐怖と欲望」。で、現在は「アイズ・ワイド・シャット」を観ています。


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この映画、中盤は変態映画としか思えないし、こんな集会あったら超怖いし(しかもガチでありそうな格式張ったもの)、最後の締めのセリフの意味が理解できないし‥で、いつ観ても消化不良。
本作品については沢山の方々のレビューやブログでの感想、解説などを読みましたが、納得する答えは出ず。。だから、ココでは作品の意図を解説したりすることはできません。とりあえず感想を記します。


以下、箇条書き。

  • トム・クルーズが好青年すぎて好感度UP!&ガッカリ。彼はなぜ純粋な雰囲気が抜け切らないのか。やはり人柄か?こんな好青年があんな欲望だらけの危険な場所に簡単に足を踏み入れるかなぁ?あんな誠実そうなのに、夜の街で出会ったばかりの娘を買うかなぁ。。
  • 撮影当時は夫婦だった、トムとニコールが出演しているということで、二人の夫婦生活の描写がやけにリアルに見えてしまう。妄想が膨らむ私。。
  • せめてどちらかの相手役を変えてくれたらナァ‥。しかも、本当にこの映画がきっかけで別れてしまったなら悲しすぎるでしょー!?
  • この映画を何度も観てしまう理由。とにかく映像が美しいから。冬の寒々とした温度の演出。頻繁に出てくる演出ですが、窓から見えるブルーの美しいこと。劇中にはショップや室内が何軒か出てくるけど、内装や小物がさりげなく凝ってて退屈させない。
  • 建物内部でのシーンを彩るのはそれだけじゃなくて、立体的に見せる独特なカメラワークも魅力の一つ。キューブリックは内部空間のヴォリュームを映すのがとっても巧い。また、過去に多数の白黒写真を撮っていただけに、光の取り入れ方や画面全体の色合い&レイアウトが芸術的。映画の意味がわかんなくても、見たくなる映画です。
  • アリスが見た夢。ビルの奇妙な体験とシンクロするように彼女は似たような夢を見てるんだけど、その夢になんの意味があるのか、関連性もよくわかんない。原作を読めば納得できるのかな?



とまぁ、今のところはこのような感想を持っています。
劇中のトム・クルーズは、誰に対しても揺るぎない目線で受け答えしていて、彼の誠実な感じに萌えるし、なによりとても色っぽくて!トムってこんなに色気のあるおっさんだったのか、と改めて感じたのです 笑


そして、ニコール・キッドマンは無駄な肉がないヌードを堂々と披露している。
夫とこういう役柄を演じるのは、どうなんですかね?私はなんとなーくトゲがあるような気がしていたけど。



ー2014/08/18 20:33


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